初の講演会、無事に終了しました。
こんにちは。インリバのサクラです。
11月11日(日)は、大田区の聖フランシスコ子供寮での公開講演会
『虐待と共に生きるということ』に写真家の長谷川美祈さんと登壇しました。
実は、インリバは今まで色々なところでお話をする機会をいただきましたが、
『講演会』は今回が初めてでした。
まだ、中庭で遊んでいる子供はほとんどいませんでしたが、子供達の元気な声がいっぱい聞こえていました!
そして、会場入りをすると...。
!!
たくさんの椅子がキレイに並んでいました。
『せっかくこんなにたくさんの椅子を準備してくれてるけど、果たしてこんなにたくさんの方々に来ていただけるのか?』
という不安を抱えながら、別室で打ち合わせをし、会場に戻ると...。
たくさんの方々が来て下さっていました!!
本当に嬉しかったです。ありがとうございます!!
今までのイベントは、虐待当事者の方の参加が多い印象ですが、
今回は、支援者の方々の参加が多かったようですね。
主催の聖フランシスコ子供寮の宇麼谷さんの挨拶から始まり、
長谷川さんが虐待をテーマに写真を撮るようになったいきさつや、私達インリバメンバーの出会いを作ってくれた写真集『Internal Notebook 』にまつわるお話をして下さった後、インリバメンバーがリレー形式でそれぞれの生い立ちや虐待のこと、大人になってから思うこと、抱えていることなどをお話しました。
予定では、この後は、長谷川さんとインリバメンバーで公開対談をしようということになっていたのですが、
来て下さった方々からのたくさんの質問にお答えし、感想の声を聞かせていただいて講演会が終了しました。
限られた時間ではありましたが、来て下さった方々と一緒に虐待について様々な視点から考え、意見交換ができて、本当に良かったです。
この講演会では、この日だけの写真展『Internal Notebook』も開催されました。
長谷川さんが、何度も会場に足を運び、前日も夜遅くまで準備をして下さいました。
長谷川さん、いつも本当にありがとうございます!!
講演会終了後に、何人かの方から、
「あの、一番奥の写真がサクラさんですよね?」と言われました。
橋本、ヤマダの写真は現在の姿と大きな違いはありませんが、
私(サクラ)は、別人みたいですね(笑)
この日は、ヤマダの著書『母になるのがおそろしい』の販売もさせていただきましたが、おかげさまで、たくさんの方々にお買い上げいただきました。
ありがとうございます!!
今回も、素敵な出会い、新たな発見、学びがたくさんありました。
聖フランシスコ子供寮の宇麼谷さんをはじめ、職員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。
そして、会場に足を運んで下さった皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます!!
名古屋での勉強会に参加しました。
こんにちは。インリバのサクラです。
昨日、10月28日(日)は、名古屋に行ってきました。
性暴力・DV・虐待などのトラウマを抱える方の支援グループThrive(スライブ)さん主催の勉強会に、写真家の長谷川美祈さんと共に参加しました。
テーマは、『虐待、当事者からの発信』です。
Thrive(スライブ)代表の涌井さんのお話、長谷川さんのお話に続いて、インリバメンバーがリレー形式で、それぞれの生い立ち、虐待のこと、今感じていることなどをお話させていただきました。
勉強会の後半は、勉強会に来て下さった方々と、3グループに分かれてのグループワーク。
子供時代から20歳くらいまでの当事者のニーズと必要な社会資源、
20歳以降の当事者のニーズと必要な社会資源について、意見交換、発表をしました。
グループワークで出た意見を、一部ではありますがご紹介したいと思います。
・子供自身に虐待されていることを気付かせる取り組みが必要。
(幼児期に絵本で説明する、義務教育で『こういうこと(虐待)をされたら、そのことを周りの大人に言っていいんだよ』ということを教えるなど)
・自分の家庭が他の家庭と違うことを気づける機会があれば良いのではないか?
(お泊まり会)
・家庭、学校の他に、子供が歩いて行ける範囲内で、気軽に寄れる居場所があれば良いのではないか?
・学校のトイレに189などの電話相談の張り紙をして、子供に公衆電話の使い方を指導する。110番のように、189に公衆電話から無料でかけられるようにし、子供自ら電話をした場合は、経験を積んだ職員が対応する。
・同じ経験をしている人に話を聞いてほしい。
・過去に虐待を受けて大人になり、悩みや生きづらさを抱えている人が相談できる機関が少ないので、もっと増えてほしい。
・当事者同士がつながりを持つことができる自助グループの普及について、地域格差を感じる。どの地域で暮らしてもつながれるようになってほしい。
・大人になっても虐待の影響による精神的苦痛や生きづらさを抱えている人に対して、適切な対応ができる専門医やカウンセラーがもっと必要ではないか?
・カウンセリングは保険適用とし、継続して通えるようにしてほしい。
・虐待当事者を受け入れる場も大切だが、どんな人がそこに関わるのか?は、もっと大切。
など、たくさんの意見が出ていました!
私(サクラ)の個人的な感想ですが、このグループワークが結構難しいなあと感じました。
当事者の立場として、『こういうことをして欲しかったんだよ』というものは漠然とあるのですが、それを言葉で表現することがなかなかできなかったです。
でも、虐待当事者の方、虐待当事者でない方、何らかのかたちで虐待に関わっていらっしゃる方など、さまざまな立場の方々と一緒に考え、意見交換ができたことに大きな意味があるのだろうなあと思いました。
そして、あっと言う間に、勉強会終了の時間になりました。
本当に、有意義な時間でした!
正直に申し上げれば、私達インリバメンバーは拠点が関東である上、まだ活動実績が少ないので、名古屋でイベントをしても果たして来て下さる方がいらっしゃるのか?という不安がありました。
でも、結果的にはたくさんの方々が来て下さって、本当に嬉しかったです。
ありがとうございます!!
これからもインリバをよろしくお願いします。
Thrive(スライブ)の皆さん、今回の勉強会の企画から当日の運営など、ありがとうございます。
また、ご一緒できる日を楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。
長谷川さん、いつもお世話になり、ありがとうございます。
『ありがとう』でいっぱいの名古屋でした!!
11月は、東京で。
こんにちは、インリバのサクラです。
早いもので、もうすぐ11月ですね。
11月は、「児童虐待防止推進月間」です。
インリバを結成した頃、メンバー同士でも
『11月に何かできたらいいなあ』という話をしていました。
ありがたいことに11月を迎える前から、さまざまな場所で活動する機会を頂いてきましたが、
11月も講演会をさせていただけることになりました。
テーマは、『虐待と共に生きるということ』です。
私達インリバメンバーの出会いのきっかけとなった、写真家の長谷川美祈さんと共に登壇します。
私達それぞれの子供時代の経験や、今感じていること、考えていることなどをお話する予定です。
講演会の会場では、私達が被写体として参加した長谷川さんの写真集『Internal Notebook』の写真展が開催されます!
そして、インリバメンバー、ヤマダカナンの被虐待体験を描いた『母になるのがおそろしい』をサインを入れて販売します!
入場無料の講演会です!!
たくさんの方々に来ていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
10月、名古屋に行きます!
こんにちは。インリバのサクラです。
今年の夏は本当に暑かったですが、ようやく秋の気配を感じられるようになってきましたね。
インリバの夏は、夏休みという訳ではなかったのですが、イベントや講演活動はありませんでした。
秋以降は、頑張っていきたいですね。
少し先のことになりますが、お知らせです。
10月28日に、名古屋へ行くことが決定しました!
性暴力、DV、虐待などのトラウマを抱える方の支援グループThrive(スライブ)さんが主催する勉強会に参加させていただくことになりました。
まだまだ募集中ですので、お近くの方はぜひよろしくお願いします!
活動報告です。
こんにちは。インリバです。
6月16日に、和光大学に行ってきました。
心理教育学科 保育コース、家族援助論という講義に外部講師として参加させていただきました。
『子どもは親を選べない ~虐待の家に生まれて~』
というテーマで、インリバメンバーがそれぞれの経験を話してきました。
学生の皆さんは、将来、保育士を目指していらっしゃる1年生です。
おそらく、ほとんどの学生の方々が、虐待当事者と対面して話を聞くのは初めてのことだったのではないかと思います。
話の内容は、気楽に聞けるものではなかったと思いますが、皆さんが真剣に私たちの話を聞いて下さっている姿が印象に残りました。
質問もたくさんして頂きました。
その質問に答えることで、私たちにも新たな学びがありました。
講義終了後、学生の皆さんが書いて下さった感想文を読ませて頂きました。
講義では、時間が限られていたため、学生さんとゆっくりお話することはできませんでしたが、感想文の文字を通して、それぞれの学生さんの気持ちに触れることができて、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!
初の交流イベントでした。
こんにちは、インリバです。
5月20日は、ヤフーロッジでイベントをしてきました。
いろんな形の家族の形が「アリ」の社会をめざす、定形外かぞく(家族のダイバーシティ)とのコラボイベントでした。
(写真は、写真家の長谷川美祈さん撮影です。)
自己紹介の時に、過去の虐待についての話を交えましたが、
『虐待、その後の人生』というテーマだったので、
私たちインリバメンバーそれぞれが、どのように虐待と向き合っているか?や、
今、抱えていること、思っていることなどを話しました。
インリバが一方的に話すのではなく、定形外かぞくの皆様、参加して下さった方々と対話できたことで、とても有意義なイベントになったと思います。
少し残念だったのは、話が尽きなくて、時間が足りないなあと感じたことですね。
参加して下さった方々の中にも『話し足りない、聞き足りない』と思った方がいらっしゃるのではないかという印象がありました。
できれば、それを今後の課題として、第二弾のイベントができたらいいなあと思っています。
イベントに参加して下さった皆様、ありがとうございました。
あまり堅苦しくない雰囲気の中で話したとはいえ、中にはイベントの後に疲れがどっと出た方がいらっしゃるかもしれないと思います。
どうか無理のない範囲で、心と体を大切にして下さいね。
定形外かぞくの皆様、お疲れさまでした。
今回のイベント企画、会場の手配、告知、当日の受付、司会など、大変お世話になり、ありがとうございました。
初の活動報告です。
こんにちは。インリバです。
5月11日に、インリバとして初めての活動をしてきました。
和洋女子大学人文学部こども発達学科の講義に、外部講師として参加させていただきました。
保育士、幼稚園教諭、児童養護施設職員などを目指していらっしゃる学生さんたちが、私たちの話を真剣に聞いて下さいました。
インリバメンバーの自己紹介が終わると、学生さんからの質問に答えるスタイルで進行し、あっという間に講義終了の時間になりました。
限られた時間でしたが、私たちのこども時代の話や、大人になってから思うことなどを話しながら、学生の皆さまと一緒に虐待について考え、意見交換をして、とても有意義に過ごすことができました。
初の活動は、緊張もあり、今後の課題も見つかりましたが、
活動実績のない私たちに話をする機会をいただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ありがたいことに、秋にも外部講師としてお邪魔することになりました。
本当にありがとうございます!